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HPV検査
HPVの中で尖圭コンジローマ、子宮頸部異形成や子宮頸がんと大きな関わりを持つハイリスクHPVの存在の有無やHPV各型を同定することもできます。
子宮頸がんのスクリーニングや異形成の管理方法の決定に役立ちます。
HPV(ヒト・パピローマウィルス)について
HPVは500万年前から存在しているDNAウィルスでヒトの皮膚の中に存在しヒトと共存しています。
部位により様々な型があり、性器HPVだけでも40種類ほどあります。
1.HPV感染が子宮頸がんの原因であることがほぼ解明されています
2.HPV感染は性交渉により伝播します
ただし一般的な性感染症とは異なり、その多くは免疫状態とのバランスで不顕性感染(症状がでない感染)や一過性の感染で自然消失することが
知られています。
性交渉のない女性には性器HPVの感染は理論的にはおきないということです。
3.HPVは感染している型により子宮頸がんの発症リスクは異なります
子宮頸がんに高頻度で検出されるHPV をハイリスク型と呼んでいます。
ハイリスク型で最も多いのは16 型で全体の55%を占めます。
次に多いのは18型で子宮頸部腺がんとの関連もあると考えられています。日本で最近比較的多くみられるのは52、58 型のようです。その他31、33、35、39、45、51、56、59、68 型などが注意すべきHPVでしょう。
4.持続感染は異形成を経て子宮頸がんになる可能性があります
性器HPVは性交渉後数ヶ月の潜伏期間を経て感染が成立します。
しかし感染しても進行が遅く、ほとんどが9〜15ヶ月で自然排出され消えてしまう特徴をもっています。
20歳代以下ではHPV感染頻度は高い(25%位)ですがその多くはすぐに消失し一過性感染で終了します。
一方、年齢とともに感染者の頻度は減少(50歳代:5%)していきますが、持続感染症例が大部分を占めるようになります。
その中でハイリスクHPV感染持続女性が癌化へのリスクをもつことになるのです。
田中レディスライフクリニック(旧 田中産婦人科診療所)
婦人科・産科 母体保護法指定医,各種保険取扱,目黒区子宮がん検診実施医療機関
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